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Channel: 大丈夫、近未来。
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ゆとりが生まれたのではなくて

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ワタシが住んでいるのはイナカである。
職場も地方都市というイナカにある。

会社に来るとウツが重くなる昨今なんだけど、
そんな日々を過ごしながら、気がついたことがある。
このイナカは、かつてある評論家に、
「ここでは、話し合うより腕力がもの言う」と評された場所なんだけど、
要するに、腕力だろうと、暴力だろうと、権力だろうと、金のチカラだろうと、
チカラだけがモノを言うという「古い体質の社会」なんですね。

別の言い方をすると、発展途上。

そんなことに気がついたら、なんというか、
そうか、全部仕方がないことなんだと、思った。

社会の中で、何が正しいことなのか、自分の中で基準をなくして、
ウツになったのも、その辺があったんだけど、
基準もへったくれもない。
腕力が横行しているような社会なんだから。

トップの気持ち次第で会社をクビになったり、
能力のない創業者家族が重役になったりしている。
社員はそれにびくびくしたりしている。

人間が野方図。
いじめに嫌がらせに、人の噂、へつらい、媚び、ごますり、責任転嫁。

そっかー、すべては発展途上。

でもねー、
発展途上の悲しいところは、「発展しよう」という意識さえないというところかもしれない。

そう、多くの人間は愚かなものなんだな。
というより、人間は本来あまり優秀じゃないってことかな。
優秀な人間ばかりなら、多分世界はもっと幸福だったのかもしれないから。

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